この機能でできること
お客様がチャットで「人と話したい」「担当者に代わって」と言った時や、AI が「自分では答えられない」と判断した時に、人間のスタッフへ自動的に会話を引き継ぐ機能です。
引き継ぎが発生すると、Slack や Email などにすぐ通知が届きます。スタッフは管理画面の「取次対応」ページから、お客様と直接やり取りができます。AI で対応できない複雑なご相談や、感情的なお客様にも、人がきめ細かく対応できる仕組みです。
設定の前に準備するもの
- AI BOOTH の管理者権限
- スタッフが受け取れる通知先(Slack ワークスペースまたは Email アドレス)
- 対応可能なスタッフを 1 名以上登録(/admin/settings で追加)
料金について: スタッフ取次機能の利用自体は完全に無料です。プラン内で利用できます。
用語解説
| 用語 | わかりやすく言うと |
|---|---|
| 取次(とりつぎ) | AI からスタッフに会話を引き継ぐこと(有人切り替え) |
| ハンドオフ | 取次の英語表現。画面では同じ意味で使われます |
| 自信度 | AI が「自分の回答に自信があるか」を 0〜100 で表した数値。低いほど自信なし |
| 取次トリガー | 「こうなったら取次する」というルールのこと |
| ステータス | その取次案件が「未対応 / 対応中 / 完了」のどれかを示す印 |
ステップ 1: 取次対応画面を開く
AI BOOTH の管理画面にログインし、左サイドバーで以下の順にクリック:
- 「接客・顧客対応」をクリックして展開
- 「取次対応」をクリック
または直接 /admin/handoffs にアクセス。

画面には、AI からスタッフに引き継がれた会話が新しい順に一覧表示されます。
ステップ 2: 取次が発生する条件を設定する
画面右上の「設定」ボタンをクリックすると、以下の取次トリガーを ON/OFF できます。
| トリガー名 | 動作 |
|---|---|
| ユーザーが「人と話したい」と言った時 | お客様の発言に「担当者」「人」「スタッフ」などのキーワードが含まれたら取次 |
| AI の自信度が低い時 | AI の自信度が設定値(例: 60)を下回ったら自動取次 |
| 同じ質問を 3 回繰り返した時 | お客様が同じことを何度も聞いている=AI で解決していないと判断 |
| 否定的な感情を検知した時 | 「ひどい」「困っている」など感情的な発言があったら取次 |
ポイント: 最初は「ユーザーが人と話したいと言った時」だけ ON にすることをおすすめします。慣れてきたら他のトリガーも追加してください。
ステップ 3: 通知先を設定する
左サイドバーの「連携・通知」→「外部連携」または /admin/integrations を開き、Slack または Email の設定を済ませてください。
通知先を設定しておくと、取次が発生した瞬間に「お客様が呼んでいます!」とすぐ気づけます。
ステップ 4: 取次が発生したら対応する
4-1. 通知を受け取る
Slack または Email に「新しい取次が発生しました」とメッセージが届きます。メッセージ内のリンクをクリックすると、対応画面に直接ジャンプします。
4-2. 会話履歴を確認する
対応画面の上部には、AI とお客様の今までのやり取りがすべて表示されています。途中から会話を引き継ぐ形になるので、必ず先に履歴を読んでから返信してください。
4-3. スタッフとして返信する
画面下部のメッセージ入力欄に返信内容を入力し、「送信」ボタンを押すと、お客様のチャット画面にすぐ表示されます。
ポイント: スタッフが返信を始めると、AI は自動的に停止します。お客様には「担当者に切り替わりました」と表示されるので、安心して人として会話できます。
4-4. 対応完了したらステータスを更新する
会話が一区切りついたら、画面右上のステータスを「完了」に変更します。これで一覧から「対応中」を絞り込んだ時に、終わった案件が表示されなくなります。
動作確認
ご自身のサイトのウィジェットを開き、チャットで以下のメッセージを送ってみてください。
- 「担当者と話したい」
- 「人につないでください」
正常に動作している場合、AI が「担当者におつなぎします。少々お待ちください」と返答し、/admin/handoffs に新しい行が追加されます。同時に Slack/Email にも通知が飛びます。
よくある質問
| 質問 | 回答 |
|---|---|
| スタッフが対応できない時間帯はどうなりますか? | 営業時間外のお問い合わせは「翌営業日に折り返します」とお客様に伝わり、一覧に「未対応」で残ります |
| 複数スタッフで分担できますか? | はい。各取次案件に「担当者」を割り当てられます。担当者ごとにフィルタ表示も可能です |
| 取次中に AI に戻すことはできますか? | はい、対応画面の「AI に戻す」ボタンで戻せます |
| 過去の取次履歴はどこで見られますか? | /admin/handoffs でステータス「完了」を選択すれば過去案件が一覧できます |
| 取次通知が来ません | /admin/integrations で Slack/Email 連携が「接続済み」になっているか確認してください |
| 自信度のしきい値はどう決めれば? | 最初は 60 をおすすめします。取次が多すぎる場合は 40 に下げ、少なすぎる場合は 70 に上げて調整してください |
それでも解決しない時
info@scirnex.com までお気軽にお問い合わせください。